お宮参り 家族写真 写真館 フォトスタジオ

こんにちは、フォトスタジオアリエル レインボー店の小田です。

生後1ヶ月のタイミングで神社にお参りする「お宮参り」。
神様へお子さまが無事に産まれたことをご報告し、今後の健やかな成長とご加護を祈願します。
お宮参りは産まれたばかりの赤ちゃんにとっては初めての長い外出になる場合も多く、ママパパにとっても特別な想い出となる行事です。

またお宮参りはご親族が参加してくださる場合も多いお祝いごとですから、予定を合わせるなど事前の準備も必要になります。
当日を気兼ねなく笑顔で過ごすためにも基礎知識を確認しつつ、スケジュールを立てたいものです。

そこで今回は、お宮参りの基礎知識からQ&Aまでまとめてみました。
知っておきたい費用のあれこれや準備の段階で話し合っておきたいこともガイドしておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

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お宮参りってどんな行事?

お宮参りは、「初宮参り(はつみやまいり)」や「初宮詣(はつみやもうで)」とも呼ばれるお子さまの誕生を祝う伝統行事。
その名前の通り「初めてお宮に参拝する」ことが行事となります。

お宮参りの目的は、お子さまが産まれた土地の神様である「産土神(うぶすながみ)」に、無事生誕1ヶ月を迎えられたことを感謝し、今後の健やかな成長とご加護を祈願することです。
鎌倉時代から続くとされる歴史ある行事なので正式な執り行い方や様々なしきたりがありますが、最近はあまり細かいことは気にされないご家族が多いです。

お宮参り 写真館 フォトスタジオ 記念撮影

基礎知識をQ&Aでチェック!

Q.当日、実際に何をする?

A.お宮参りのメインは「参拝」です。
その他に「ごあいさつ回り」「会食」「写真撮影」などを行なう場合があります。

 
お宮参りでは、ご自宅の近くやゆかりのある神社に参拝します。
初詣のように参拝するだけでもいいですし、ご祈祷をお願いするのも一般的です。

主たる目的である「参拝」の他、お近くにご親族がお住まいの場合にはあいさつ回りをしたり、集まってお食事をしたりすることが多いです。
また、お宮参りは正装で参拝される方も多く、そのまま記念撮影をするのも人気があります。

ご家族が揃うタイミングで記念撮影をしたいところですが、一日に全てしようとすると産後のママや赤ちゃんに負担がかかってしまうため、スタジオでの写真撮影は別日を設けることをおすすめします。

お宮参りの前撮りをすると産着レンタルの割引などがあるお店もありますので、スタジオ撮影とレンタルを検討されている方は、一度お店に確認してスケジュールを立てましょう。

Q.お参りする神社はどう選ぶ?

A.どの神社を選んでもOK!
正式には、産土神や氏神をお祀りしている神社に参拝します。

 
産土神(うぶすながみ):生まれた土地の神様
氏神(うじがみ):住んでいる土地の神様

古く、お宮参りとは氏神様にお参りすることで、産まれたお子さまを新しい氏子として認めていただくという意味もある行事でした。
最近はその意味が薄れてきていることもあり、思い入れのある神社や有名な神社を選んでも問題ありません。
実際、氏神様をお祀りしている神社では小さすぎてご祈祷ができないので別の神社にした、という場合もあります。

ご自宅から距離のある神社にお参りする際には、産まれたばかりの赤ちゃんやまだ回復しきっていないママの負担にならないように「遠すぎないか?」を確認しましょう。 

Q.お宮参りは1ヶ月を過ぎてもいい?

A.大丈夫です。
生後1ヶ月は赤ちゃんとママに負担が大きいので、生後100日前後でお宮参りをする方も多いです。

 
最優先は赤ちゃんとママの体調です。
そのため、生後1ヶ月が真夏・真冬の場合にもお宮参りの日取りを変更します。
ちなみに、赤ちゃんのお祝いは1年間にたくさんあるので、生後半年までにお宮参りができると他の行事と被りにくくおすすめです。

過ごしやすい季節には多くの方が参拝に訪れる神社もありますので、ご祈祷などを希望される場合には予約ができるか確認できると安心ですね。
混雑状況を予想しながら計画を立てましょう。

一般的には、男の子は生後31日目か32日目に、女の子は生後32日目か33日目の約生後1ヶ月後のおめでたい日を選んでお参りします。
ただし、それぞれの地域で独自のしきたりがある場合も多く、香川県では百日参り(ももかまいり)という伝統があり、だいたい100日目にお参りされるご家族も多いです。
これら独自のしきたりは都道府県よりも小さい単位で共有されているので、もしご親族の方が気にされる可能性があれば、先に確認・相談しておけるとスムーズですね。

また、もしお宮参りに行くお日取りで六曜を気にされる場合には、大安・先勝・友引がおすすめです。
考慮しなくても問題はありません。 

Q.お宮参りには誰が参加するもの?

A.最近は、赤ちゃんとママ・パパの他に、参列できる場合には祖父母や兄弟姉妹も、という場合が多いです。

 
古いしきたりでは、赤ちゃんとパパ、そして父方の祖父母で参拝するということになっています。
これは、出血を伴う出産が「穢れ」であるという考えにもとづき、お宮参りには産後すぐのママは参拝すべきではないとされていたからです。

最近は、お宮参りにはお子さまのママ・パパが参加する場合がほとんど。
ぜひ、お子さまの初めてのお宮参りをご家族みなさまでお祝いしていただければと思います。

お宮参りの服装について

お宮参りは正装で臨まれる方が多いです。
お祝いの行事ですし、そのまま写真撮影をする方が多いことが主な理由として挙げられます。
また特に、ご祈祷をあげていただく場合には神様の前に出る際の礼儀として正装をするという理由もあり、この場合には和装で臨まれるのが人気です。

和装も洋装も同様に人気が高いですが、もちろん普段着でも問題はありません。
どのスタイルで臨まれるにしろ、ご家族で傾向を合わせると一気に雰囲気が整いますので、押さえておきたいポイントです!

赤ちゃんの服装

お宮参り 産着 写真館 フォトスタジオ

赤ちゃんの誕生を産土神(うぶすなかみ)様へ報告する「お宮参り」に赤ちゃんは、晴れ着である「産着」を着るしきたりがあります。

「産着」とは生まれたばかりの赤ちゃんに初めて着せる衣服もしくは「お宮参り」に赤ちゃんが羽織る晴れ着を指します。
当コラムでは「お宮参り」に赤ちゃんが羽織る晴れ着について解説いたします。

「産着」とは「掛け着・ 祝い着・ のしめ・ 一つ身」等とも呼ばれ、赤ちゃんが健やかで元気に育つようにという願いが込められた晴れ着です。

柄は男の子であれば「強く逞しく育ってほしい」という願いを込め、鷹や兜、龍などの力強い吉祥柄が人気です。
女の子は「美しく、優しく育ってほしい」と願いを込め、牡丹や桜をはじめとした花尽くしや鞠など華やかな柄ゆきの産着が人気です。

古くは、母方のご実家から贈られたものを着用するのが習わしとなっています。
赤ちゃん自身は白羽二重と呼ばれる真っ白な絹の生地でつくられた内着やベビードレスを着用します。産着は大人の着物のように着付けが必要なものではなく赤ちゃんを抱っこした人にかぶせるようにして着用し、赤ちゃんに帽子とよだれかけを付けます。
気温がちょっと厳しいなという場合には、中に着せるお洋服で調節しましょう。

最低限のしきたりやマナーを知っておこう!

お宮参りの細かなしきたりについて、最近はあまり気にしなくてもOK、とお話してきました。
ただし一方で、お宮参りにはご両家のご親族が参列されることも多く、伝統やしきたりを気にされる方がいらっしゃる場合もあります。

そのしきたりに倣うかどうかは別として、ご親族と会話をする上で知識として知っておきたいことがあります。
また、神社を訪れるなら最低限の「参拝マナー」もおさえておきたいところ。

誰が赤ちゃんを抱っこする?

お宮参りに関するしきたりで現在でもよく話題になり、相談しておいたほうがいいかもしれません、というアドバイスが出るのが「誰が赤ちゃんを抱っこするか問題」です。

正装の祝着である産着を羽織らせる場合には、赤ちゃんを抱っこした人にくくりつける形になります。
当日、赤ちゃんになるべく負担をかけたくない、ご祈祷前や写真撮影の前にバタバタしたくないなどの事情もあり、お宮参りでは赤ちゃんを抱っこする人を事前に決めておく方が多いんです。

もししきたりを意識するなら、父方の祖母に抱っこしてもらうのが習わしです。
現在はこちらもあまり気にされない方がほとんどで、ママパパが抱っこしても全く問題ありません。

ちなみに、おばあさまもご参列くださるのであれば、可愛い孫をだっこしたいものですよね。
赤ちゃんの負担にならないことが大前提ですが、もし大丈夫そうなら抱っこする人を変えて写真撮影をするなど工夫してみてもいいかもしれませんね。

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参拝の作法を知っておこう

神様に感謝を述べ、今後の健やかな成長とご加護を祈願するのですから、丁寧に振る舞いたいもの。
神社に参拝する際の基本マナーを知っていれば安心です。
せっかくの機会ですので、ぜひ正しい参拝の仕方を確認してみてください。

  • 鳥居をくぐる前に一礼する
    鳥居には「神社の内と外を分ける」という役割があります。神社にお参りする際には、この鳥居の前で一礼してくぐり、お帰りの際にも向き直って一礼するのが丁寧です。
  • 参道の真ん中を避けて歩く
    「参道の真ん中は、神様の通る道」と聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。これはその通りで、真ん中を避けて少し端に寄って歩きましょう。
  • 手水舎(ちょうずや)では手、口を清める
    拝殿の近くには、水で心身を清めるための「手水舎(ちょうずや)」がありますので、ここで両手と口を清めます。
  • 参拝は「二礼二拍手一礼」で
    お賽銭を入れ、鈴を鳴らすところはご神前です。「二礼二拍手一礼」で参拝しましょう。

ご祈祷と初穂料について

お宮参りでは「ご祈祷」をされるご家族も多いです。
ご祈祷とは、自分の願いを神様へお伝えしご加護を得られるように祈る行為のこと。
神様に祈ることを「祈願」といいますが、「ご祈祷」が「祈願」と違うのは叶えたい願いを神職の方が正式な手順を踏んで神様へお伝えしてくれる点です。

ご祈祷をしていただいた場合には、その御礼として「初穂料(ご祈祷料)」をお支払いします。
初穂料の相場は5,000円から10,000円程度。
参加する人数やご祈祷の内容に応じて金額が変わります。
神社によって価格が決まっている場合と「お気持ちで」となっている場合があり、もし価格が定められていないときには相場を参考にふさわしい金額をお包みし持参しましょう。

お宮参りの記念撮影について

お宮参りは、ママパパにとってもベビーにとっても「一生に一度」の特別な場面。
最近はスマホのカメラも画質が素晴らしいですから、必ず写真を撮りますよね。

ただ写真を撮るのがママパパだけという場合、写真撮影をする人がお宮参りに集中できなかったり、全く写真に写っていなかったりとデメリットもありますよね。
また、晴れの日に撮影した写真は現像して飾っておきたいことも多いですし、ご親戚に送りたいということもあるかと思います。

スマホで手軽に撮影できるのはとても良いことですが、それでもプロにお願いする方が多いのにはちゃんと理由があるわけです。
ということで最後に、記念撮影について確認しておきましょう。

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記念写真だけ先に撮っておく場合も

お宮参りは生後1ヶ月のお祝いごとですが、そのタイミングではお参りできない場合も多いですよね。
そんな時、写真館に出向いたりして、1ヶ月のタイミングで写真撮影だけしておき、神社へのお参りはいいタイミングを待つという方もいらっしゃいます。

1ヶ月を迎えた赤ちゃんとのお写真を残しておくことができ、お宮参りも安全に行えるので、ぜひお宮参りの前撮りを検討してみてはいかがでしょうか。

当店でお宮参りの前撮りをしていただいた方は、無料で産着のレンタルをすることが出来ます。

産着をお持ちでない方は前撮りをおすすめいたします!

賢く準備して、笑顔でお宮参りを迎えよう!

なるべく伝統的な理由についても触れつつ「現在のお宮参り」についてお話してきました。
この記事が、お宮参りの準備の参考となりましたら幸いです。

嬉しいお祝いのひとときが素晴らしいものとなりますように願っております!

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アリエルは、高松市・宇多津町・坂出市・丸亀市・善通寺市・多度津町・三豊市・観音寺市・まんのう町・綾川町など香川県全域・徳島県や愛媛県からもたくさんのお客様にお越し頂いております。

撮影の他には成人振袖・卒業袴のレンタルも可能です。

振袖・卒業袴のレンタルは、イオンモール高松店とイオンタウン宇多津店で取り扱っております。

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