
フォトスタジオレインボー店の丸山です。
七五三は、お子さまの健やかな成長を祝う、日本ならではの大切な行事です。3歳、5歳、7歳の節目に神社へお参りし、記念撮影をするというご家庭も多いのではないでしょうか?
けれど、「七五三の撮影っていつ頃がいいの?」「混雑を避けたいけど遅すぎるのも心配…」と、撮影のタイミングに迷われる声もよく聞かれます。
今回は、七五三撮影のベストタイミングや、それぞれの時期のメリット・デメリットについて詳しくご紹介します。ぜひ、撮影計画の参考にしてくださいね。

1. 七五三の正式な日程は「11月15日」
そもそも、七五三の本来の行事日は「11月15日」です。
この日は徳川家光の息子・徳松の健康を祈った日が由来とも言われており、晴れの日として古くから定着しています。
現在でもこの時期に合わせて、11月の土日や祝日にお参りや撮影を行うご家庭が多く、特に11月中旬の土日祝は人気が集中する傾向があります。そのため、神社もスタジオも混雑しやすく、希望の時間に予約が取れなかったり、当日バタバタしてしまうことも。
とはいえ、11月にこだわらず「家族のスケジュールに合わせてベストなタイミングを選ぶ」ことが、今の七五三のスタンダードになりつつあります。
2. 春・夏の「前撮り」が人気の理由
最近では、**春から夏にかけての「前撮り」**がとても人気です。
その理由は…
- スタジオの予約が取りやすい
- キャンペーンや早割特典が充実している
- 暑すぎず寒すぎない季節で、着物でも快適
- お子さまのご機嫌が安定しやすい
- 撮影とお参りの日を分けられるため、余裕がある
特に3歳のお子さまは、当日に着物を着るだけでも大きなチャレンジ。前撮りで余裕をもって撮影しておけば、お参り当日は家族でゆったり過ごすことができます。
春休みや夏休みなど、家族の予定が合わせやすい時期もおすすめです。
3. 秋の撮影は「本番感」が魅力!
やはり秋の七五三シーズンに撮影することで、イベントとしての盛り上がりを感じられるという声も多いです。
- 紅葉や自然を背景にロケーション撮影ができる
- 街中でも着物姿のお子さまが多く、思い出感がアップ
- 「七五三らしい」雰囲気の中で写真が撮れる
ただし、秋は人気の時期のため、予約は早めが鉄則です。9月中〜10月上旬にはスタジオや神社のスケジュールをチェックしておくと安心ですよ。
また、秋は体調を崩しやすい時期でもあるので、撮影日前後の健康管理も忘れずに。
4. 当日撮影の注意点とは?
「お参りと撮影を同じ日にまとめて済ませたい」というご希望も多くあります。実際に、11月15日前後の“当日撮影”プランも人気です。
メリットとしては:
- 移動や着替えが1日で済むのでスケジュールが立てやすい
- 七五三の“日”として印象に残る
- 家族の予定を調整しやすい
ただし、当日撮影には注意点もあります。
- 朝早くからの支度でお子さまが疲れやすい
- お参りの時間や天候の影響を受けやすい
- 混雑しているため待ち時間が発生する場合も
特に小さなお子さまの場合は、無理のないスケジュールであるかをしっかり確認しましょう。
5. 撮影タイミングの選び方は「お子さま中心」で
七五三撮影のベストタイミングは、「ご家族の予定」や「天候」も大切ですが、なにより大事なのはお子さまのコンディションです。
- 体調が安定している季節を選ぶ
- 着物を嫌がらないように慣らしておく
- 撮影前日はしっかり休息をとる
- お気に入りのおもちゃやお菓子を準備しておく
また、3歳のお祝いは「満年齢」か「数え年」かでも撮影時期が変わります。どちらでも問題ありませんが、迷った場合はスタジオのスタッフに相談してみてください。
事前に試着体験やスタジオ見学をしておくと、お子さまの不安も減らせてスムーズに撮影当日を迎えられます。
まとめ:七五三撮影は“家族にとってのベストな時期”を
七五三撮影のタイミングは、「11月15日前後」にこだわらず、春から秋にかけて家族にとって無理のないスケジュールを組むのがポイントです。
スタジオ撮影とお参りの日を分ける「前撮り+当日参拝」スタイルも、今のご家族の生活に合った、柔軟で安心な選択肢です。
お子さまの笑顔と成長を、素敵な一枚として残す七五三。ご家族で「いつ撮る?」を話し合うところから、思い出作りは始まっていますよ。
当スタジオでは、ご家族のご希望に合わせて柔軟なプランをご用意しています。
お気軽にご相談・ご予約ください。スタッフ一同、心よりお待ちしております!