こんにちは。
フォトスタジオアリエルレインボー店の佐藤です。
今日は、日本の伝統的な行事、十歳(ととせ)と十三参り(じゅうさんまいり)についてご紹介します。
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1.十歳(ととせ)と十三参り(じゅうさんまいり)
みなさんは、十歳(ととせ)と十三参り(じゅうさんまいり)をご存知ですか?
どちらも、その字の通り、十歳と十三歳のお子さまのお祝いをする行事のことですが、
七五三などの行事に比べ、少し馴染は少ないかと思います。
ですが最近では、この2つの行事を家族で祝い、
記念撮影をしてお写真を残されるご家族もとても増えてきました。
それだけ、日本の伝統行事を意識し、大切にされる方が多いということですね。
この二つに限らず、日本にはとても多くの伝統文化や行事・風習などがあります。
それらには全てにちゃんとした由来や理由があり、
調べれば調べるほどに奥の深さや、歴史の長さに気付くことができます。
私もそうですが、
なんとなく意味や言葉は知っているよ。ということがほとんどかと思いますが、
せっかくお祝いや撮影をするのならば、
その由来や理由を知っておいたほうが、
その行事に対しての思い入れや現状に対するありがたさは格段に大きく感じられることかと思います。
大切なご家族のお祝いです。
ご家族みんなで由来について調べてみた上でお祝いをされるのはとてもオススメですよ。
それではここからは、
十歳(ととせ)と十三参り(じゅうさんまいり)の由来についてご紹介していきたいと思います。
2.十歳(ととせ)とは
十歳(ととせ)とは、その字の通り、10歳を迎えたお子さまをお祝いする行事です。
最近では、二分の一成人式やハーフ成人式として、
学校行事の一環として取り入れているところも多いかと思います。
十歳(ととせ)については、色々調べてみても、
はっきりとした由来を見つけることができなかったのですが、
諸説ある中の一説として、
20歳を成人として、そのちょうど半分となる歳であることから、
子どもの成長を祝い、将来の門出を祝う行事として古くから伝えられてきたようです。
3月7日を「十歳(ととせ)祝いの日」とし、3と7を足すと10になることから、
その日になったという説があります。
お祝いの仕方はご家庭によって様々です。
これまでの成長を感謝し、寺社仏閣へ参拝に行かれるご家族もいらっしゃいますし、
お着物や記念の衣装を着て、写真館やフォトスタジオで記念撮影をされる方も多いです。
学校行事では、両親に対する感謝の手紙や、未来の自分への手紙を書くなど、
感動的な行事として、全国的に浸透していっています。
3.十三参り(詣り)とは
十三参り(詣り)とは、数え年で13歳を迎えられたお子さまをお祝いする行事で、
十二支を無事に一巡できたことへの感謝と、
知恵や福徳を授かるために参拝をすると言われています。
また、13歳は、初めて厄年を迎える年であったことや、
半元服であり、大人の仲間入りをする年齢であったこと、
智恵と福徳を司る虚空蔵菩薩が誕生したのが13番目であったことなど、
様々な由来が伝えられています。
京都嵯峨の虚空蔵法輪寺の虚空蔵菩薩へのお参りが有名なのだそうです。
十三参り(詣り)は格式の高い行事とされているため、
男の子の正装は、紋付羽織袴(もんつきはおりはかま)
女の子の正装は、振袖又は訪問着といった和装が基本となっています。
ですが、必ずしもその服装でなければいけないわけでなく、
洋装であればスーツやワンピース、または学校の制服など、
落ち着いた服装であれば、特別神経質になる必要もないかと思います。
十三参り(詣り)の参拝では、しきたりとして、
半紙に漢字を一文字だけ書き、それを奉納するとよいと言われています。
ご本人が授かりたいという思いがこもっているものならば、何の漢字でも大丈夫なのだそうで、 中でも「福」「幸」「知」などが多く書かれているようです。
また、ご祈祷後は、後ろを振り返らずに神社やお寺を後にすると良い。というしきたりもあるそうで、
それは、振り返ることで、神様から授かった知恵や福徳を返してしまうという考えからきたものだそうです。
十三参り(詣り)の起源は、京都の法輪寺ではありますが、
お参りのできる寺社仏閣は全国各地にありますので、
最寄りの場所で問題ないかと思います。
ちなみに、さきほどから参りと詣りという表記を使用していますが、
参は寺、詣は神社に関することに使用されるためで、
神社と寺院、どちらへの参拝でも大丈夫です。
4.由来を知ることは大切
今日は、十歳と十三参り(詣り)についてご紹介しました。
由来や理由を知ることで、イメージや見方が大きく変わることはないですか?
お子さまのせっかくの大切な節目の行事となります。
素敵な時間を大切に過ごしていただきたいなと思います。
どんなに時間が経過しても、良いものは良いものとして、語り継がれ、
時代にあわせて少しずつ形を変えながら、
それでも大切な意味や由来はそのままに現代にも伝わり残っている。
それは伝統や風習を大切にする、日本らしさの現れたとても素晴らしいことだと思います。
今残っている風習や伝統は、そのほとんどが、良いものだから残ってきたのだと思いますし、
きっとそこには先人の、大切な思いや大切な意味が込められているのだと思います。
いつの時代も、親が子を思う気持ちは変わることなく、偉大なものですね。
今を生きる私たちも、大切に守り、後世に伝えていくべきものなのだろうと思います。
だからと言って、しきたりにとらわれ過ぎることなく、
ご家族のお気持ちやお考えを大切に、
自分らしいお祝いをされてください。
大切なものを残しつつ、時代に合わせて進化していくこともまた、
伝承していく中で、消えてなくなってしまわないための大切な形なのだと思います。
フォトスタジオアリエルでも、十歳と十三参り(詣り)の撮影を随時行っています。
七五三撮影に比べると、ぐっと大人っぽくなったお子さまの姿を残すことができます。
可愛いらしいから、かっこいいや綺麗に大きく変身する時期です。
貴重な瞬間を、ぜひお写真に残されてくださいね。
撮影等で気になることがございましたら、お気軽にお問合せください。
みなさまの思い出作りのお手伝いをさせていただける日を、
スタッフ一同楽しみにしております。
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