こんにちは、フォトスタジオアリエル レインボー店の小田です。
二十歳の集いで振袖を着る際にレンタル・購入以外に「ママ振袖を着る」という選択肢もあります。
お母様の振袖を着て二十歳の集いに参加したことで、
「友だちと振袖がかぶらなくてよかった」
「家族に喜んでもらえた」
などの喜びの声もよく耳にします。
しかし、お母様が20~30年前に着た振袖ということもあり、
「今の時代には古臭い?」
「ママ振袖ってダサいと思われない?」
などのお悩みはつきものです。
当店にママ振袖のご相談に来られる方も、ママ振袖が今の時代に合うか心配される方は多くいらっしゃいます。
そこで今回は、ママ振袖を今っぽく着るにはどうすればいいのか、ご紹介していきます!
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ママ振袖って今の時代に古臭くない?
二十歳の集いでママ振袖を着ようかお悩みの方に多いのが、
「ママ振袖って古臭くない?」「今の時代に着てもおかしくない?」
というものです。
せっかくお母様が着られた振袖を持っていても、お嬢様が今の時代に着てもおかしくないか心配でママ振袖を着ることの検討に踏み出せない方もいらっしゃいます。
結論から言うと、ママ振袖もコーディネート次第で今っぽくおしゃれに着こなせるので安心して下さい!
ママ振袖には、今の時代に振袖をレンタルまたは購入するのでは得られない特別な魅力があります。
最近では、あえてママ振袖を選ぶ方も増えています。
ママ振袖を着るメリット
最近は、振袖をレンタルや購入せずにあえてママ振袖を選ぶ方も増えています。
ママ振袖の主なメリットは以下の3つです。
①人とかぶらず個性的な着こなしができる
現代では、生地のプリント技術が進歩したおかげで、おしゃれで良質な振袖が量産できるようになっています。
昔に比べると、比較的低価格で振袖に手が届くようになったのは良いことですよね。
一方で、全国チェーンの振袖店などでは、カタログ掲載の振袖を大量生産して販売・レンタルすることもあります。
あまりにも「コスパ重視」だったり、こだわりはないしなんでもでいいや!と振袖をレンタルしてしまったりすると、お友達とかぶってしまう可能性はゼロではありません。
二十歳の集いは一生に一度なので、振袖が人とかぶるのは避けたいですよね。
その点20~30年前に作られたママ振袖ならば、人とかぶる心配はまずありません。
さらにママ振袖の時代は今より振袖にたずさわる職人が多かったため、腕のよい職人の手仕事で作られた上質な振袖が多いです。
人とかぶる心配がなく、なおかつ高品質な振袖を着られる点がママ振袖の最大のメリットです。
②お母様と思い出を共有できる
ママ振袖の良い点として、お母様と二十歳の思い出を共有できることもあげられます。
思い出の詰まった振袖をタンスから出すことで、二十歳の頃の思い出話に花が咲くご家庭も多くみられます。
思い出の品があることで、より鮮明に昔の記憶が蘇ることは多いです。
お母様の二十歳の頃の話は普段なかなか話したり聞いたりすることがないので、お嬢様にとっても新鮮な特別な時間になります。
同じ二十歳の時代の思い出を母と娘が共有できるのも、ママ振袖を着用するメリットといえるでしょう。
③ママ振袖を着ることで祖父母が喜ぶ
二十歳の集いにママ振袖を着ることで、祖父母に喜んでもらえるのもメリットのひとつです。
ママ振袖を着た方の体験談で「祖父母に喜んでもらえてよかった」という喜びの声は非常に多いです。
ママ振袖はお母様だけでなく、祖父母にとっても大切な思い出の品。
家族で選んだ特別な振袖を孫娘に着てもらえることは、祖父母にとって何よりのプレゼントになるかもしれません。
思い出のママ振袖をお嬢様らしくアレンジして可愛く着こなすことは、おじいちゃん孝行・おばあちゃん孝行にもなります。
ママ振袖のコーディネートを考える前にチェックしておくこと
ママ振袖を着るのなら、コーディネートを考えることにじっくり時間をかけたいはずです。
その前にチェックしておきたいことをご紹介します。
■ママ振袖の状態を確認する
振袖をはじめとする着物は、長期間の保管によって汚れることがあります。
変色やシミ、カビ、ニオイなどが残ったままでは着ることができません。
着物を専門に扱うクリーニング店でのお手入れが必要になるため、ママ振袖が気になった段階で状態を細かく確認しましょう。
早くから状態を確認しておくことで、お手入れが必要なときにも焦らずにクリーニングに出せるはずです。
■ママ振袖のサイズが合うか確認する
振袖は着る人に合わせてお仕立てをしています。
ママ振袖の場合、当時のお母様の体型に合わせて仕立てられていることでしょう。
サイズが合わない振袖を着ると、着姿が不格好に見えてしまいます。
実際にママ振袖を羽織って、お嬢様に合っているのか確認してみましょう。
サイズが合わないときには、振袖専門店で仕立て直しをしてもらうことをおすすめします。
■和装小物が不足していないか確認する
ママ振袖を着る場合、帯や半衿、草履といったコーディネートに影響する小物は新たに用意することが多いです。
長襦袢や衿芯、帯板など、コーディネートに影響しない和装小物はお母様が使っていたものをそのまま活用しましょう。
着付けに必要な和装小物のなかでも、以下のアイテムはそのまま使うことができます。
・伊達締め
・仮紐
・腰紐
・衿芯
・帯板
・コーリンベルト
・帯枕
ですが、コーリンベルトは着物を留める部分がプラスチックの場合、朽ちてしまって着付けの際に壊れてしまう事もありますので、お母様の和装小物を使用する時は、使えるか状態の確認をしっかりとしておきましょう。
■ママ振袖を着るかじっくり相談する
二十歳の集いは一生に一度だけのこと。
実際にママ振袖を見ることで、
「時間をかけてクリーニングに出すのなら新しく振袖を選ぼう」
「写真と実物では振袖の印象が違った」
など、考えが変わる可能性もあります。
お嬢様が心からママ振袖を着たいと思う事が大切なので、じっくりとご家族で相談しましょう。
ママ振袖がおしゃれになるコーディネートのポイント3つ
ママ振袖を着ようと思っても、「ママ振袖を着ても古臭く見えない?」「今着てもダサくない?」と心配する方は多いことでしょう。
数十年前のママ振袖も、コーディネートのポイントさえおさえれば今っぽくおしゃれに着こなせます。
ママ振袖で失敗しないためのコーディネートポイントをご紹介します。
〇「帯」を変える
ママ振袖を着る場合、振袖にあわせる「帯」を変えるだけで雰囲気ががらりと変わります。
振袖だけでなく、帯も時代による流行がでやすいアイテムです。
また帯の変更をすすめる理由のひとつに「帯の長さ」も関係しています。
昔の振袖用の帯は、今の帯にくらべて30㎝ほど短いことがほとんどです。
20~30年前は「ふくら雀」という短い帯でも結べる帯結びが主流でした。
今は振袖用にバリエーション豊富な飾り結びが誕生しており、華やかな結び方に対応するために帯も長くなっています。
現代風のおしゃれな帯結びを楽しむためにも、ママ振袖の帯は新調するのがおすすめです。
そして着姿の印象は振袖と帯のコーディネートで決まるため、帯が古いままだと小物を新しくしても全体の雰囲気を大きく変えるのは難しいもの。
ママ振袖に現代の感覚で作られた新しい帯をあわせることで、昔の振袖でもトレンド感のある新鮮な着こなしが楽しめます。
〇「半衿」&「重ね衿」を変える
最近の半衿は刺繍なども豪華で、お顔周りを華やかに演出してくれます。
お嬢様の肌色に合わせてチョイスしてあげて下さいね。
また重ね衿の色を変えるとお顔周りが全く違った雰囲気になります。
最近はカラーバリエーションも豊富ですし、パールやフリル・飾りが付いているものもあり、お嬢様の好みに合わせてコーディネートを楽しめます。
顔に近い部分の半衿と重ね衿は、振袖コーディネートの中でももっとも顔写りが変わる部分。
着る人の顔色に合わせて、顔写りのよい色に買い直すのがおすすめです。
②「帯締め」「帯揚げ」を変える
帯や重ね衿に合わせて帯揚げの色も変えれば、着姿の雰囲気がグッと変わります。
ママ振袖を着るときは「帯締め」と「帯揚げ」でトレンドを取り入れましょう。
帯回りの小物は、振袖コーディネートの中でも視線を集める重要な小物です。
とくに帯締めと帯揚げの色に流行が出やすいので、トレンドの色のアイテムにチェンジするのがおすすめです。
カラーバリエーションも豊富な絞りの帯揚げは、コーディネートの差し色になる色を入れて、オシャレ感を楽しむのも良いですね。
平タイプの帯揚げならオシャレな柄も楽しめます。
そして昔と比べて、装飾が一番大きく変わったのが帯締めかもしれません。
今はパールなどの装飾はもちろん、和玉やつまみ細工などの豪華な飾りがついた物も多くなっています。
コーディネートのポイントとして、華やかな飾りの帯締めを付けると、お母様の時との変化を楽しめますよ。
〇「草履バッグ」を変える
ママ振袖に合わせた「草履バッグ」は、経年劣化による破損が多いので新調することをおすすめします。
草履は振袖アイテムの中でも経年劣化が起こりやすい小物です。
10年以上経った草履は、台が剥がれたり、鼻緒が切れやすくなります。
式典の途中で草履が破損するトラブルは避けたいところです。
ママ振袖の草履バッグは、ご相談に来られた方に必ず買い替えを勧めるアイテムのひとつです。
最近の草履は鼻緒部分が柔らかく足の負担も軽減されていますので、式典の日のお嬢様の負担軽減のためにも草履を新調をおすすめします。
デザインに関しても以前とは変わってきていますが、デザインを別としても壊れてしまう可能性がありますので、そのまま使おうと予定されていらっしゃる方は注意してください。
ママ振袖のサイズが合わず着られない場合は振りドレがおすすめ!
お母様とお嬢様の身長や体型が違い、サイズが合わず着られないという場合もあります。
その場合、記念撮影の際にママ振袖を振りドレとして着て、お写真に残す事をおすすめします。
振りドレとはウエディングドレスの上に振袖を着付けの技術だけでドレスのように着る事です。
お袖を通して着るわけではないので、サイズが合わなくても着る事ができ、形として残る様に写真撮影が出来ます。
「振袖ドレス」の最大の特徴は、振袖を全く加工せずにドレスとして着用できるところです。
振袖からドレスへと、かなり大胆に変身しますが、切ったり、縫ったりは一切なし。
着物に手を加えることなく、着付けの技だけで仕上げます。
振袖ドレならドレスとして着た後すぐに、着付けを解けばもとの振袖として着ることができます。
次の代へ、振袖そのままの形で残すことができるのです。
しかも着付けにかかる時間はわずか15分程度。
思い出の振袖を着用すれば、ご家族への感謝の気持ちをしっかり伝えることができますし、ご家族のみなさんもきっと喜んでくださるはずです。
二十歳の記念撮影の際に少しプラスして、ママ振袖で振りドレ撮影をしてぜひお写真を残しましょう。
まとめ
振袖は、贈ってくれたご家族の思いの詰まった特別な着物です。
ママ振袖も組み合わせ次第でお嬢様らしい今っぽいおしゃれな着こなしができるので、ぜひトレンドアイテムを取り入れたコーディネートを楽しんでみてください!
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アリエルは、高松市・宇多津町・坂出市・丸亀市・善通寺市・多度津町・三豊市・観音寺市・まんのう町・綾川町など香川県全域・徳島県や愛媛県からもたくさんのお客様にお越し頂いております。
撮影の他には成人振袖・卒業袴のレンタルも可能です。
振袖・卒業袴のレンタルは、イオンモール高松店とイオンタウン宇多津店で取り扱っております。
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