和装ブライダル 前撮り  白無垢 角隠し スタジオ

こんにちは、フォトスタジオアリエル レインボー店の小田です。

近年、日本の伝統を重んじる「和婚」が再注目されており、神社や日本庭園での結婚式や和装のフォトウエディングを楽しむ方が増えています。

とはいえ、バージンロードをウエディングドレスで歩きたいという女性も多く、「結婚式はドレスを着る予定だけど、前撮りでは和装の写真を残しておきたい」と考える方もいるでしょう。

しかし普段なかなか着る機会のない着物での撮影は、花嫁さんにとってはイメージがつきづらい部分もあるかもしれません。

前撮りにかかる費用の相場やおすすめの時期、和装の前撮りはどんな写真が残せるのかなど気になることも多くあるのではないでしょうか。

そこで今回は、和装ブライダルでの前撮りにかかる費用、和装の衣裳の種類、事前に準備するもの、ベストな状態で撮影に臨むためにしておくと良いことをご紹介していきます。

ぜひ今回のブログを参考に、後悔のない和装ブライダルの写真を残しましょう!

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「前撮り」とは?

「前撮り」は「プレウエディングフォト」ともいい、写真を撮ることを目的にした日を設けてゆったりと撮影を楽しんでいただくものです。

結婚式前に行うため、「前撮り」とも呼ばれています。

「前撮り」の最大の魅力は、ゆったりとリラックスした中で、写真撮影を満喫できること。

結婚式当日でも写真撮影は可能ですが、ゲストへの対応や限られた時間の中でプログラムをこなさなくてはならないため、慌ただしくなってゆっくりと写真を撮影できないと感じることも多いようです。

前撮りであれば、挙式とは別の日にゆったりとした時間の中で、ふたりの希望の場所で写真を撮影することができます。

また、前撮りした写真や動画はふたりの記念として保管するだけではなく、結婚式当日のウエルカムボードや演出ムービー、ペーパーアイテムなどにも使用できます。

前撮りの写真データは手元に届くまで2週間~1ヵ月程度かかるのが一般的です。

結婚式のウェルカムスペースの飾りやムービーに使用したい場合は、写真の選定や印刷、ムービーの編集といった作業時間を考慮して撮影のスケジュールを立てる必要があります。

結婚式の約3ヵ月前に撮影を済ませておけば、余裕をもって準備が進められるでしょう。

和装ブライダル撮影にかかる費用は?

和装の前撮りにかかる費用は、一般的に洋装の前撮りよりも高いといわれています。

衣装代、着付け代とも割高になるからです。

費用の相場は、10~15万円程度です。

基本的には貸衣装代や撮影代、アルバム作成代などが含まれています。

ただし、撮影を依頼する業者によって費用に含まれている内容が異なります。

衣装の追加料金がかかったり、プランの中にアルバム代が含まれていなかったりすることがあるため注意が必要です。

またスタジオで撮影するのか、屋外のロケーション撮影をするかでも前撮りの費用は変わります。

ロケーション撮影にすると費用が上がってしまいますので、費用を少しでも抑えたい方はどちらにするか検討しましょう。

和装の衣裳の種類

和装の前撮りで選ばれる衣装の種類は大きく分けて3つあります。「白無垢」「色打掛」「引振袖」です。

3つともそれぞれに特徴があるので、和装を着ることが決まった後はどの衣装にするか、特徴を理解した上で決めるといいでしょう。

◇白無垢

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白無垢は昔から結婚式の和装の定番であり、和装の婚礼衣裳の中でも最も格式高く正礼装とされています。

主に挙式で着られる婚礼衣裳であり、邪気を退け、神聖な婚礼の儀式に臨むという意味があります。  

白無垢の特徴として打掛から掛下(打掛の下に着る着物)帯や小物に至るまで純白で統一されています。

この白無垢の白には「無になる(今までの自分を捨てて無になって新たな家に嫁ぐ)」という意味が込められています。

花嫁の清らかさや心の美しさを象徴しています。

◇色打掛

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色打掛とは掛下の上から羽織る白以外の打掛のことで、色も柄もバリエーションが多く、全体的に華やかな印象があります。

室町時代以降、武家女性の礼装として位置づけされ、白無垢と同様に婚礼衣裳として着られています。

かつては白無垢よりも格下とされていましたが、現在では白無垢と同格の花嫁衣装とされています。

色打掛は白無垢を着た後、お色直しとして着ることが多い衣装で、一度真っ白になってから嫁いだ家の色を入れ生まれ変わるという意味を持ちます。

色打掛は和装の衣裳の中でも写真映えすることから、多くの花嫁が前撮りでも選ぶ衣裳と言えるでしょう。

◇引振袖

引き振袖とは成人式で着るような振袖とは異なり、地面に着くほどの裾が特徴的な着物で、その外観から「お引きずり」とも呼ばれます。

引き振袖の中でも黒地の「黒引き振袖」は、江戸後期から昭和初期まで一般的な花嫁衣裳として着られていました。

この黒引きの黒には、「あなた以外の色には二度と染まることはありません。」という誓いが込められていいます。

衣裳1つ1つによっても料金が変わります。
金糸や銀糸などの高価な刺繍糸が使われている場合、衣装の金額もその分上がってしまいます。

また、白無垢も色打掛もどちらも着たいという女性も少なくないため、着る衣装が1着から2着に増えるだけでも費用が大幅に上がってしまいます。

少しでも費用を抑えたいという方は、撮影の内容と衣装代・お写真など、色々なパターンで見積もりをしてもらい、どの衣装を着るのか検討しましょう。

男性の和装(紋付袴)は大きく分けて2種類

男性が結婚式で和装を着るなら、花嫁衣装の格に合わせて第一正装である「紋付袴」を着るのが一般的です。

その「紋付袴」の中でも最も格式が高い「黒五つ紋付羽織袴」を選べば、まず間違いありません。

近年では洋装のタキシードにカラーバリエーションがあるように、白・グレー・紺など、新郎に似合う「色紋付き羽織袴」を選ぶ方も増えています。

着物の紋は本来自分の家に代々伝わる家紋を入れますが、レンタル衣装の場合は誰でも使える「通紋」と呼ばれる紋が入っています。

もしレンタルでも自分の家の家紋にしたいという方は、「家紋シール」と呼ばれる貼り付けるタイプのものを使用することもできるので確認してみましょう。

■黒五つ紋付き羽織袴
「黒五つ紋付き羽織袴」の特徴は、黒で背中と両袖の後側、両胸元の5カ所に家紋が入り、同じように5か所の紋が入った羽織を羽織り、白の羽織紐を合わせます。

袴は最高級生地である「仙台平(せんだいひら)」の縞柄を履くのが一般的です。


■色紋付き羽織袴
花嫁衣装とのバランスをみて、白やグレー、紺などの似合う色を探すことができ、個性が出せる「色紋付き羽織袴」。

紋が入っていれば結婚式で着用できますが、最上格の第一礼装である「黒五つ紋付き羽織袴」よりも格が下がるため、厳格な神社によっては着用できない場合もあります。

もし神前式で色紋付き羽織袴がNGなら、披露宴でのお色直しや、前撮り・ウエディングフォトなどで着用するとよいでしょう。

事前に準備するものは?

◇肌着類は自分で準備

和装でも洋装と同じく、肌に直接つけるものや消耗品は一式購入するか、自分で用意していきます。

新婦:タオルまたはてぬぐい/肌襦袢/裾よけ/白足袋
新郎:襟元が深く開いた肌着シャツ(VまたはU字)/ステテコ/白足袋

◇撮影用の小物

多くの場合、スタジオには撮影用の小物が用意されていて、無料で貸し出されているようです。
和装の撮影によく使われるものとして、番傘・扇子・障子・ブーケ・紙風船などがあります。

スタジオに何が置いてあるかは、事前に必ず確認しておきましょう。
小物の持ち込み自由という場合には、二人の想い出の品、メッセージプレートなどと一緒に記念の写真を撮影することができますので、当日忘れずないように前日までに持っていくものをまとめておきましょう。

◇髪飾り

白無垢と日本髪の組み合わせは、伝統的ともいえるスタイルです。

特に花嫁の日本髪は、髪飾りや綿帽子、角隠しを合わせると、さらに華やかに、そして格式あるスタイルを演出できます。

・「綿帽子」は挙式のみ、白無垢にしか合わせることができない
・「角隠し」は白無垢だけでなく、色打掛、引き振袖にも合わせることができ、挙式にも披露宴にも合わせてよい

しかし最近は白無垢や色打掛に、洋髪を合わせる花嫁が増えてきているのをご存じですか?

写真館やスタジオの中には髪飾りをレンタルできるところもあると思いますので、撮影の時しか使わないし出来るだけ費用を抑えたい方はレンタルがおすすめです。

しかし気に入るものがあるか分からないので、事前にどんなものがあるのか確認しておきましょう。

ですがせっかくの前撮りなので、髪飾りまでしっかりこだわりたいもの。

SNSやネットで希望のヘアスタイルと合わせて髪飾りもしっかりと準備して、忘れずに持参しましょう。

ベストな状態で前撮りに臨むためにしておくと良いことはある?

ベストな状態で前撮りをするためにセルフケアをしっかりしておくことをおすすめします。

しておくと良い美容は、美容院・ネイル・シェービング・エステです。
おすすめの施術期間と合わせて紹介していきます。

まずは美容院についてです。
1週間前に施術することがおすすめです。
1週間なら髪の毛はほとんど伸びないので、髪型があまり崩れません。
また、仮にカラーの仕上がりに満足がいかなかった場合にも、お直しする余裕があります。
前撮りでアップスタイルを希望する場合には、鎖骨ラインまでの髪の長さであれば十分です。

前撮り当日にトリートメントやスタイリング剤をつけることはおすすめしません。
トリートメントをつけることで、ヘアセットが崩れやすくなったり、ボリュームが出しづらくなってしまうからです。

次にネイルについてです。
前撮りでは手元のショットも何枚か撮るため、衣装の雰囲気に合わせたネイルをすると良いでしょう。
前撮りのネイルの際には、ジェルネイルかネイルチップを利用される方が多いです。
しかしジェルネイルの方がネイルチップより割高になりがちです。
ただ、ジェルネイルはデザインが豊富であり、取れる心配がないのが特徴です。
それぞれにメリット・デメリットが存在するので検討してみてください。
ネイルチップの場合には、完成まで時間がかかるため、お直しする可能性も考えてなるべく早く依頼しておきましょう。

次にシェービングについてです。
シェービングを行う方は少ないように感じます。
ただ、シェービングには複数のメリットが存在しています。

シェービングを行うことで、美容効果を期待できます。
角質がとれることで肌がツルツルになり、化粧ノリが良くなります。
特に和装の場合には、うなじを処理するためにも利用することをおすすめします。

しかし前日に特別なことをすると、肌トラブルの原因になりかねないので、前日にシェービングやエステなどの実施は避けましょう。

初めての方は、赤みが出る可能性もあるため、肌トラブルが起きないか1ヵ月前に一度お試しして、前撮りの1週間から3日前までにすると良いでしょう。。

最後にエステについてです。
エステは必ず受けなければならないということはありませんが、せっかくの結婚の記念撮影なのでベストな状態でお写真を残したいですよね。
近年は痩身エステや美肌エステ、小顔エステなど目的に合わせた施術方法が存在しています。
痩身エステでは、マイナス5キロを目指すのであれば3ヵ月前から始めると良いでしょう。
美肌・小顔エステを受けるタイミングは、前撮りの1週間から前日までがおすすめです。

そして、前日にお酒を飲み過ぎることはやめましょう。
飲み過ぎると体調が悪くなるだけでなく、寝不足を引き起こしたり、顔色が悪くなったりむくみが出てしまう可能性もあります。
外での飲み会への参加は少なくとも1週間前までにしておきましょう。

また睡眠不足は、目の下のクマや肌荒れを引き起こします。

和装は思っているよりも重く、撮影で緊張もすると思いますので、貧血になってしまったり、撮影中に体力が尽きて表情が暗くなってしまったりいいことはありません。
良質な睡眠を取れるよう、夜ふかしは厳禁です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

フォトウェディングや前撮りで失敗しないためには、事前の準備と写真館やカメラマンとの打ち合わせ・確認が大切です。

こんな風に撮りたいけど出来るかな?など、分からないことやご要望をお気軽にお問い合わせ下さい。

お二人の大切な結婚の前撮りが、数年後にお写真を見返した際に、前撮り楽しかったねと振り返ることが出来るように当店がしっかりとサポートさせて頂きます。

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