こんにちは。フォトスタジオアリエルレインボー店です。
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イオンモール高松店では現在浴衣の販売も行っておりますので、お気軽に見にいらしてくださいね。
いよいよお子様が夏休みに入られたご家庭も多いのではないでしょうか。
暑さや宿題との戦いもありますが、今年は久しぶりにのびのびと過ごせる夏になりそうですし、楽しい思い出がたくさん作れると良いですね。
さて本日は、そんな夏にぴったりの浴衣について少しお話させていただこうと思います。
浴衣とは?
浴衣の定義としましては、着物の一種で木綿の生地で作られた単衣(ひとえ)の長着を指します。
本来はお風呂上りに肌の水分を吸い取らせる為に着るものだったそうです。今で言うバスタオルの代わりだったんですね。昭和の時代に入ってからは寝間着としての用途に変わり、それが時を経て今のようにおしゃれ着へ変化したものといわれています。
日本ならではのもので、求めやすい価格で着付けが比較的簡単なこともあり、近年外国人観光客の方のお土産としても大変人気があります。
着物との違い
1.生地
浴衣と着物の一番の違いが生地です。形としては同じような見た目をしていますが、生地の違いははっきりと区別することができます。
浴衣に用いられるのは主に綿や、最近はポリエステルのものが多いです。ポリエステルの浴衣は吸水性や速乾性に優れていますし、丈夫で洗濯にも強いので近年たくさんの柄がお店に並んでいます。
浴衣は主に夏に着るものですので、薄い生地を用いることで涼しく着ることができます。
着物に用いられるのは主に絹・ウール・木綿などで、厚みがあってしっかりとしています。その中でも混ざりもののない100%の絹が用いられた正絹(しょうけん)と呼ばれる着物は特に上質なものになります。
2.着用時期と場面
浴衣と着物は、着用する時期や場面にも違いがあります。
皆様もご存じのように、浴衣は主に夏のお祭りや花火大会で着用されます。着るだけで夏気分を感じられますし、夏の風物詩としても親しまれています。
一方で着物は、生地の厚さの違いはありますが年中通して着ることができますし、浴衣と違い冠婚葬祭などのフォーマルな場面でも着用が可能です。
3.下着の付け方
浴衣の下は基本的に和装用の下着を付けてから肌襦袢を着ます。
暑いからと普通の下着の上からすぐに浴衣を着る方もおられるかと思いますが、浴衣は生地が薄い為透ける恐れがあります。せっかくの装いでも下着が透けてしまっては美しく見えません。
できれば肌襦袢を着てから浴衣を着ると、透けることもなく身体のラインも綺麗に見えてgoodですね!
一方着物の下は基本的に、和装用下着、肌襦袢、裾よけ、長襦袢を着用します。プラス足元には足袋も着用します。
長襦袢は衿を見せて着るのも大きな違いです。浴衣の場合は暑いので長襦袢は着用しません。
最後に
本日は、浴衣と着物の違いで主なものを3つ紹介させて頂きました。形としては同じ着物ですが至るところに違いがあり面白いですね。
他にも、着付け方法や用いる帯、仕立て方などにも違いがあります。
ぜひこの夏は浴衣を着て素敵な思い出を作ってくださいね!