
皆さんこんにちは。Rental&photo ARIEL+桂 宇多津店の増田です。「振袖って、どれくらい費用がかかるの?」
「レンタルのほうが便利って聞くけど、実際どうなの?」ハタチの集いの準備が本格化するこの季節。
お嬢様だけでなく、お父さま・お母さまからもそんなご相談をいただく時期です。
一生に一度の成人式だからこそ、失敗なく、納得のいく選び方をしたいもの。
今回は、振袖レンタルを考えるうえで気になることを、スタッフ目線で丁寧に解説します。
☆「そろそろ決めいたい!」今がベストタイミング?振袖レンタルの時期は?☆
成人式の振袖、そろそろ考えなきゃ…」と感じている方も多いのではないでしょうか?
実は、11月〜年明けにかけては“振袖探しの山場”。この時期に動く方がとても多いんです。
振袖レンタルは「早すぎても遅すぎてもダメ」と言われるほど、タイミングが大切。
では、どの時期に動くのがベストなのでしょうか?
🎀 理想は「1年前」から。2年前に決める方も!
近年は準備を早めに始める方が増えており、
2年前の春〜夏に予約する方も珍しくありません。
人気の振袖や人気色(白・くすみ系・緑系など)は、どうしても早い段階で埋まってしまいます。
また、式当日の「着付け・ヘアメイク枠」も同時に押さえる必要があるため、
早めに動くことで、衣装も支度時間も希望通りに確保できるのが大きなメリットです。
💐 とはいえ、今(11月)からでもまだ間に合う!
「もう遅いのでは…?」と思っている方、ご安心ください。
11月は、来年度成人式に向けて“ラストチャンス”として探し始める方が最も多い時期。
お店でもこの時期に合わせて新作を追加したり、
在庫を再調整して展示を増やしているところも多いです。
さらに、今から動くと
- 年末年始の帰省時に家族で相談できる
- 前撮りを春に設定しやすい
というメリットも。
焦らずに、今のタイミングでじっくり選ぶことが成功のカギです。
🌸 直前派さんも大丈夫!でも注意してほしいポイント
「成人式まであと数ヶ月…」という方でも、レンタルが全く不可能というわけではありません。
ただし、衣装の数や当日支度の時間枠がかなり限られるため、選択肢が少なくなってしまいます。
もし直前で探す場合は、
- すぐに試着ができる店舗
- 着付け・ヘアメイクも一括で予約できるお店
を選ぶのがポイントです。
👘 スタッフからのアドバイス
早期予約の方と直前予約の方を比較すると、
「思い通りの色・柄が選べた」「支度時間も家から近くて安心」など、
早く動いた方ほど満足度が高い傾向があります。
一方で、直前に決めた方の中には
「思ったより似合う振袖に出会えた!」という声もあります。
タイミングが違っても、スタッフと一緒に選べばきっと素敵な一着に出会えますよ。
☆セット内容をチェック!!”全部入り”ってどこまで含まれているの?☆

「振袖フルセット」「全部入りプラン」と聞くと、「これさえ選べば全部そろって安心!」と思われる方も多いですよね。ですが実際のところ、「全部入り」といっても、お店によって内容が大きく違うのをご存じでしょうか?
初めての成人式準備では、何が必要で、何がセットに含まれているのかがわかりづらく、ご家族の方からも「これだけで本当に出席できるの?」という質問をよくいただきます。
ここでは、振袖レンタルのセット内容をわかりやすく解説していきます。
■「振袖フルセット」に含まれる基本アイテム
まずは、ほとんどのレンタルプランに含まれている“基本の6点”を紹介します。
- 振袖-ふりそで-(メインとなる着物)
- 袋帯-ふくろおび-(帯結びに使う華やかな帯)
- 長襦袢-ながじゅばん-(振袖の下に着る白い下着着物)
- 重ね襟-かさねえり-(襟元に差し色を入れる飾り)
- 帯揚げ-おびあげ-(帯の上部分を飾る布)
- 帯締め-おびじめ-(帯の中央を結ぶひも)
これだけ聞くと、「じゃあこれで十分なのかな?」と思われがちですが、実はこれだけでは着ることができません。
振袖をきれいに着付けるためには、“見えない部分の小物”がとても重要になります。
■見落としがち!着付けに必要な小物たち
振袖を着るためには、下着や補正に使う小物がたくさん必要です。たとえば――
・肌襦袢・裾除け(肌着)
・腰ひも(3〜5本ほど)
・伊達締め(2本)
・帯板(前・後ろ用)
・帯枕
・衿芯
・コーリンベルト
など、細かいものを合わせると10点以上にもなります。
お店によっては、これらの小物がすべて含まれている場合もあれば、「着付け小物セットは別料金」というケースもあります。当店の場合は、着付けに必要な紐類はすべてセットになっております。足袋や肌襦袢は購入していただくようになっております。
特にネットレンタルや宅配プランの場合は、小物が含まれていないこともあるので、必ず確認しておきましょう。
■「全部入り」と書かれていても注意したいポイント
パンフレットなどで「フルセット」「全部込み」と書かれていても、実際には以下のような違いがあることがあります。
- 草履・バッグ・ショールがオプション扱いになっている
- 髪飾りや足袋・肌着類が別途購入になる
- 前撮り撮影や成人式当日の支度(ヘアメイク・着付け)は含まれない
特に当日のお支度が含まれていない場合、「当日は別の美容室を探さないといけなかった」「結局追加料金がたくさんかかった」と後で後悔される方もいらっしゃいます。
そのため、契約前に「このセットで成人式当日を迎えられますか?」と確認しておくのが一番安心です。
■前撮りや成人式当日の支度がセットになっているお店も!
最近では、フォトスタジオ併設の呉服店も増えています。
そのようなお店では、振袖レンタルに前撮り撮影や成人式当日の支度が一緒になったプランが主流のところが多くなります。撮影用に別の衣装を選べたり、家族写真を一緒に撮れたりと、特典が充実していることも多くみられます。
また、スタジオ併設店のメリットは「振袖一式を移動することなく、お店で着用し脱いで帰ることができる」という点になります。着物類一式を移動しようとするととても重く大荷物になりますが、併設店では、お店が事前に準備してくれて片付けもしてくれることがほとんどです。
撮影前には打ち合わせがあるところが多くなっておりますので、当日までに必要な持ち物やヘアメイクの打ち合わせもするので安心です。
■確認するときのチェックポイント
セット内容を確認する際には、以下のポイントをチェックしてみましょう。
✅ 振袖・帯・小物の6点セット以外に、着付け小物も含まれているか
✅ 草履・バッグ・ショールがついているか
✅ 足袋・肌着などのインナー類はレンタルか購入か
✅ 前撮り撮影・当日支度(ヘアメイク・着付け)がついているか
✅ クリーニングや返却方法に追加料金がないか
このあたりを確認しておくと、「思っていたより費用がかかった…」というトラブルを防ぐことができます。
☆振袖選びは誰と行くのが正解?父・母・友人の役割などあるの?☆
■お母様と行くメリット:経験者ならではの安心感
振袖選びで最も多いのが「お母様とお嬢様」の二人でご来店されるパターンです。
お母様は、ご自身が成人式を迎えた経験をお持ちの方が多く、着物に関する知識や判断力が頼りになります。
特に、
- 着付けや小物の使い方など、実際に経験している
- 家にママ振袖(お母様の振袖)がある場合、持参して比較できる
- 家族としての予算感を把握している
という点で、とても心強い存在です。
また、母娘で一緒に選ぶ時間は、成人式準備の中でも特に思い出深いものになります。
「私のときはこうだったのよ」と懐かしい話をしながら選ぶ方も多く、親子の絆を感じるひとときです。
ただし、お母様が「似合う・似合わない」をハッキリおっしゃるタイプの場合、お嬢様との好みがぶつかることも。
そんなときは、スタッフに間に入ってもらい、“どちらの意見も尊重した上で”似合う1枚を一緒に探すのがコツです。
■お父様と行くメリット:冷静な判断と写真映えの視点
実は近年、「お父様と一緒に来店される方」も増えています。
お父様は普段あまり着物に触れる機会がない分、客観的な目で判断してくださることが多いです。
たとえば――
- 色や柄に流されず、全体のバランスで見てくれる
- 写真にした時の印象や、成人式当日の雰囲気を想像してアドバイスしてくれる
- 費用面での最終判断をしてくれる
といった役割を担ってくださることが多いです。
また、娘さんが試着姿を見せたときに「綺麗だな」「もう大人になったんだな」と感慨深そうにされるお父様も多く、スタッフとしても微笑ましい瞬間です。
お嬢様にとっても、普段あまり口数が多くないお父様が褒めてくれた一言が一番嬉しかった、という声もございます。
■友人と行くメリット:等身大の目線で楽しめる!
最近では、お友達と一緒に振袖選びにいかれている方も多くいらっしゃいます。
SNSなどで「一緒に見に行こう!」と誘い合って来店されるケースもあり、和気あいあいとした雰囲気の中で振袖を選べるのが魅力です。
友人と行くメリットは、
- 同年代の感覚で「今っぽい」「かわいい!」という意見をもらえる
- 自分では選ばない色柄を勧めてもらえる
- 比較しながら、より似合うデザインを客観的に見られる
など。ファッション感覚で楽しみながら選べるのが大きなポイントです。
ただし、お友達とだけ来店すると、レンタルの内容(支度や料金など)の説明が十分に理解しづらいこともあります。
「また後日、保護者と再度見に来る」など、料金や特典の説明の時間をしっかり取るのがおすすめです。
■家族みんなで行くのも◎
「お母様+お父様+お嬢様」の3人でご来店いただくことが一番多くなっております。
それぞれの視点で意見が出ることで、納得のいく振袖選びができます。
お母様は「着物の知識・経験」から、
お父様は「全体の印象と費用バランス」から、
そしてお嬢様は「今の自分らしさ・好み」から、
というように、三者三様の意見を持ち寄ることで、より満足度の高い一着に出会えます。
実際に当店でも、「家族みんなで選んでよかった」というお声をよくいただきます。
☆お父様も知っておきたい!!レンタル費用の内訳と支払いのタイミング☆

成人式の振袖選びと聞くと、「母と娘で見に行くもの」と思われるお父様が多いのではないでしょうか。
実際、振袖選びのご来店はお母様とお嬢様がメイン。お父様は「後日、支払いのときに金額を聞いてびっくり!」というケースも少なくありません。
でも、成人式の振袖は一生に一度の大切な記念。費用の内訳や支払いのタイミングを知っておくことで、安心して準備が進められます。
ここでは、初めてのお父様にもわかりやすく当店の「振袖レンタル費用の中身」と「支払い時期」についてご紹介します。
振袖レンタル費用の内訳は?意外と知らない項目も
振袖レンタルといっても、実は「振袖だけ」を借りるわけではありません。
成人式に必要な一式がすべて揃った「フルセットレンタル」が主流で、内容は次のようなものが含まれます。
【主なセット内容】
- 振袖本体
- 長襦袢(中に着る着物)
- 帯
- 帯締め・帯揚げ・重ね衿などの小物
- 草履・バッグ
- ショール(冬場の防寒兼アクセント)
- 着付け小物一式(腰ひも・伊達締め・衿芯など)
前撮り撮影時の着付け料金と着付け料金が特典として含まれております。
料金はどのくらいが相場?
振袖レンタルの価格帯は、お選びになる着物のランクやプラン内容によって大きく異なります。
おおまかな相場は以下の通りです。
- シンプルなプラン:10万~20万円前後
- 人気ブランド・高級生地やまだ仕立てていないお着物:25万~40万円前後
- 前撮り撮影・ヘアメイク・写真(デザインアルバムなど):10万~30万円以上
相場を聞くと「レンタルなのにそんなにするの?」と驚かれるお父様も多いですが、振袖は格式の高い正礼装となります。
高級な絹生地や伝統工芸の染め・刺繍など、品質やデザインによりいいものになると価格が変わります。
成人式は一生に一度ですから、娘さんの「自分らしい一着を着たい」という気持ちに寄り添う方が多いです。
前撮り撮影や美容代も費用に含まれているので安心です。
レンタル費用の中に 前撮り撮影 や 着付け も含まれています。
成人式当日は式典会場が混み合うため、ゆっくり撮影ができません。
そのため、前もってスタジオで撮影を行う「前撮り」が一般的になっています。
このときのヘアメイク・着付け・写真代が、別料金ではなくパック料金に含まれていることが多いので、
「撮影料は別なの?」と心配されるお父様は、一度プラン内容を確認してみると安心です。
支払いのタイミングはいつ?一括?分割?
次に気になるのが「支払いのタイミング」。
一般的には以下のような流れになります。
- 契約時にお支払い(または一部)
→ご成約の際に、全額または一部入金をお支払いいただくケースが多いです。
人気の振袖は早い段階で予約が埋まるため、確定するには契約と同時の支払いが基本となります。当店の場合、一部入金後は1カ月以内に残金の支払いをお願いしております。 - 支払い方法は店舗によって様々
→現金・クレジットカード・ペイペイ・WAONなど、支払い方法は店舗により異なります。
また仕立てていないお着物は、全額入金後に仕立てていくようになるので早めに決めておくことで、前撮りの日程など立てやすくなります。
早めのご契約が安心な理由
成人式の準備は「2年前」から動き始める方も増えています。
特に人気の柄やサイズは早い者勝ち。
ご契約の時期が遅れると、選べる振袖が限られてしまうこともあります。
また、早期契約なら支払いも計画的に進められるため、負担を分散できます。
「成人式ってまだ先だし」と思っているうちに、予約枠が埋まってしまうこともあるため、
お父様もスケジュールの全体感を把握しておくのがおすすめです。
お父様にこそ知ってほしい、振袖準備の“価値”
成人式は、娘さんにとって人生の大きな節目です。
ご両親にとっても、ここまで育ててきた感慨深い日。
確かに費用は決して安くありません。
しかし、それは「着物を借りる」だけではなく、
娘さんの大人としての門出を形に残すための時間と体験 に対しての費用でもあります。
前撮り撮影で見せる笑顔、当日の晴れ姿。
そのどれもが、ご家族の思い出としてずっと残っていくものです。
まとめ 〜納得して迎える成人式のために〜
振袖レンタルの費用は、着物一式・撮影・美容・小物など、さまざまな要素が含まれています。
支払いも契約時から式当日までのスケジュールで動くため、
お父様にも一度全体の流れを把握しておいていただくと安心です。
「娘がどんな振袖を選んだのか」
「どんな思いで成人式を迎えるのか」
その過程を知っておくと、式当日の感動もきっとひとしお。
成人式はご家族にとっても特別な一日。
ぜひお父様も、“支払う人”ではなく、“娘さんの成長を見届ける主役の一人”として関わっていただければと思います。
☆試着は何枚くらいできる?初めての方が押さえておくべきマナーとコツ☆

1. 「試着って何枚できるの?」というお父様の素朴な疑問
振袖レンタルの相談で、よくお父様からいただく質問のひとつが
「試着って何枚くらいできるの?」というものです。
娘さんが成人式の準備を進める中で、お母様はすでに経験者ということも多いですが、
お父様にとっては“未知の世界”ですよね。
洋服のように気軽に試すイメージが湧きにくく、
「時間がかかるのでは?」「何枚も試したら悪いのでは?」と
少し気を遣われる方もいらっしゃいます。
結論から言えば、振袖の試着は 平均で3〜5枚程度 が目安。
ただし、店舗のシステムや予約時間、混雑状況によって変わります。
焦る必要はありません。大切なのは「納得いく一枚」に出会うことです。
2. 試着の流れを知っておくと安心
振袖の試着は、洋服のように試着室でパッと着替えるものではありません。
1枚ごとにスタッフが比較できるように合わせていきます。
試着の一般的な流れ
- ヒアリング(約15分)
簡単なアンケートを記入していただき、好みの色・柄・予算などをスタッフが確認します。
「お母様の振袖を使いたい」「新作を見たい」など、方向性を決める大切な時間です。 - 候補選び(約15〜20分)
ヒアリング内容をもとに、実際におきスタッフがいくつか候補を提案します。
この段階で、だいたい3〜5枚に絞り込むのが一般的です。 - 試着(1枚あたり15〜30分)
実際に羽織って、帯や小物を合わせながら全体の雰囲気を確認。
写真を撮って比較することも多いです。 - 最終比較・決定(約20分)
撮影した写真を見ながら、お嬢様・ご家族で話し合い。
「この色が一番明るく見える」「柄のバランスがいい」など、
印象を見比べて決定していきます。
このように、1回の試着体験は 約1時間半〜2時間ほど。
試着できる枚数は、時間の中で丁寧に確認できる範囲が目安になります。
3. 試着枚数は“多ければ良い”とは限らない
初めての方が陥りがちなのが、「できるだけたくさん着て決めたい」という気持ち。
もちろん、それも大切ですが、
実際には 5枚以上になると見比べが難しくなる のが現実です。
なぜなら、振袖は一枚ごとに「柄の入り方」「色の明るさ」「小物の相性」など、
印象が大きく変わるためです。
見慣れていないと、
「どれが似合っていたかわからなくなってしまった」
「結局、最初のがよかった気がする…」
という声もよく聞きます。
そのため、スタッフとしておすすめするのは、
最初に方向性を決めて、厳選した3〜4枚をしっかり試すこと。
たとえば──
- 赤系(定番・華やか)
- 青系(クール・上品)
- くすみ系(トレンド・大人っぽい)
- 古典柄 or モダン柄
このようにタイプの違う数枚を比較すると、
「娘に似合うのはこの方向だ」と明確にわかります。
4. 試着のときに気をつけたいマナー
試着はお店にとっても大切な工程。
ちょっとした気配りで、より気持ちよく進めることができます。
① 当日は清潔感のある服装で
振袖を羽織る際は、洋服の上から着せ付けを行います。
そのため、厚手のニットやフード付きの服は避けるのがベター。
できれば薄手のトップス(首回りすっきり)で来店いただくとスムーズです。
② メイク・髪型は軽めでOK
本格的な撮影ではないので、ナチュラルメイクで十分です。
口紅やチークの色味で顔映りを確認するので、
すっぴんよりは少しメイクありの方が振袖映えがわかりやすいです。
③ 写真撮影は忘れずに
お店によっては撮影OKなところも多く、
家に帰ってから比較する際に非常に役立ちます。
ただし、スタッフの声かけを待ってから撮影するのがマナーです。
④ 小物を丁寧に扱う
帯や重ね衿、髪飾りなど、繊細な素材も多いです。
手を添える際は優しく、
スタッフが整えているときは動かずに待つとスムーズです。
5. お父様がご一緒のときに見てほしいポイント
お嬢様が主役ではありますが、
実は「お父様の目線」がとても大事なんです。
スタッフとして感じるのは、
お父様の一言で方向性が決まることも多いということ。
注目してほしいポイント
- 顔映り:照明の下で見て、肌が明るく見える色か。
- 姿勢や立ち姿:着物を着たときに背筋が伸びて見えるか。
- 柄のバランス:全体の印象が上品にまとまっているか。
特に、男性は色や柄よりも「全体の雰囲気」を客観的に見られる方が多いです。
「これは落ち着いて見えるね」「こっちの方が大人っぽい」といった
感覚的なコメントが、実は決定の後押しになります。
6. 試着の前に決めておくとスムーズなこと
限られた時間で満足いく試着をするためには、
前もってご家族で話しておくと良いポイントがあります。
- 予算の目安(レンタル or 購入の方向性)
- 成人式当日の予定(美容室や式典の時間)
- 前撮りの日程(季節・日数の余裕)
- 好きな色・嫌いな色の共有
これらが整理されていると、スタッフも的確な提案ができます。
「たくさん見たのに決まらなかった…」ということも防げます。
7. 試着で大切なのは“似合う”より“納得できる”一枚
スタッフとして長年お手伝いをしていると、
最終的に選ばれる振袖は、
必ずしも「似合う」と言われたものとは限りません。
たとえば、
- ご家族の思い出の色に近い
- お母様の好きだった柄に似ている
- お父様が「これが一番娘らしい」と言った
そんな“気持ちのつながり”がある一枚が、
成人式の日に一番輝くことが多いです。
振袖選びは、単なる衣装選びではなく、
家族で一緒に娘の成長を実感する時間。
その意味では、試着の時間こそが本番かもしれません。
☆「もっと早くに相談しておけばよかった!」後悔しないためのコツは?☆
1. 「もっと早く来ればよかった…」という声が本当に多い
振袖のご相談を受けていると、
毎年必ず聞くのがこの言葉です。
「思っていたより決めることが多かった」
「もっと早く相談しておけば、選択肢が広かったのに」
初めての成人式準備は、親御様にとっても未知の世界。
特にお父様は、どのタイミングで動けばいいのか、
何を基準に選べばいいのか分からず、
「まだ早いんじゃないか」と様子を見る方が多い印象です。
しかし、実際に振袖選びをサポートする立場から言うと、
早めの相談がすべてをスムーズにする最大のポイント。
振袖選びは「ただ衣装を選ぶ」だけでなく、
当日までのスケジュール全体に関わる大事な工程だからです。
では、なぜ「早く相談しておけばよかった」という後悔が生まれるのか。
その理由と、後悔しないための具体的なコツを順に見ていきましょう。
2. よくある“後悔パターン”3つ
① 気に入った振袖がもう予約済みだった
レンタル振袖は一点一点柄が異なり、早い者勝ち。
人気の色柄やトレンドデザイン、新作モデルは
1年以上前から予約が入ることも珍しくありません。
成人式の日取りは地域ごとに異なるとはいえ、
「同じ市の式典に出る人」と予約が重なれば、
気に入った柄が着られないことも。
実際、「娘が一目惚れした振袖がすでに出ていて…」と
残念そうに話されるご家族も多いです。
その場合、妥協して別の柄を選ぶしかなくなってしまいます。
② 前撮りや美容室の予約が取りづらい
レンタルと同時に押さえておきたいのが、
前撮り撮影と当日のヘアメイク予約。
人気の土日や春休みシーズンは早い段階で埋まってしまい、
「空いている日に合わせた結果、家族が揃わなかった」
「希望のスタジオで撮れなかった」
というケースも少なくありません。
特にスタジオ併設の店舗では、
振袖と同時に撮影日・美容予約を一括管理できるため、
早く動いた方が圧倒的に有利です。
③ 準備に追われて“選ぶ時間”がなくなる
成人式直前になると、
学校・就職活動・引っ越しなど、娘さんも何かと忙しくなります。
ギリギリになってから動くと、
「とりあえず空いてるプランでいいか」と
本当は納得していないまま決めてしまうこともあります。
3. 後悔しないためのコツ①|「ベストタイミング」は2年前〜1年前
意外に思われるかもしれませんが、
振袖選びのピークは成人式の約2年前。
たとえば、
2027年成人式の方なら、2025年中(つまり今)がまさに動きどきです。
この時期は、
- 新作振袖が最も多く揃う
- 前撮りの時期を自由に選べる
- 成人式当日の美容枠を優先的に確保できる
という三拍子が揃っています。
「早すぎない?」と思われるかもしれませんが、
逆にこの時期を逃すと、選べる範囲がぐっと狭まってしまいます。
呉服屋としては、
**“早い=ゆとりある準備”**と覚えていただくのが一番です。
4. 後悔しないためのコツ②|“親子で方向性”を早めに共有しておく
もう一つ大切なのは、「どんな形で準備するか」を
ご家族で話し合っておくことです。
振袖には大きく分けて3つの選択肢があります。
- レンタル(費用を抑えて、手軽に)
- 購入(妹さんへ引き継ぐ、長く着る)
- ママ振リメイク(母の振袖を今風にアレンジ)
どの方法を選ぶかで、準備期間や予算が大きく変わります。
たとえば、ママ振を利用する場合は、
「サイズ直し」「クリーニング」「小物合わせ」などが必要で、
思っている以上に時間がかかります。
逆にレンタルであれば、
店舗に揃っている中から試着・予約・撮影まで一貫できるため、
決めたその日から準備がスタートできるメリットがあります。
早めに方向性を決めておくことで、
無駄な見直しやスケジュールの重なりを防げます。
5. 後悔しないためのコツ③|「振袖+撮影+美容」をセットで考える
成人式の支度は、衣装だけでは完結しません。
- 振袖(レンタルまたは購入)
- 前撮り撮影
- 当日のヘア・メイク・着付け
これらを別々の場所で手配すると、調整が大変になります。
よくあるのが、
「式典当日の美容予約が、8時や9時のいい時間の予約が埋まっていて、早朝か式ギリギリになってしまうかもしれない」
「撮影日と着付け場所が違って移動が大変だった」
というケース。
スタジオ併設型の店舗なら、
すべて同じ場所・同じスタッフで対応できるため、
時間のロスもなく、仕上がりの統一感も出ます。
特にお父様世代から見ると、
「一か所で完結できる」というのは安心感がありますよね。
6. 後悔しないためのコツ④|“予算の見通し”を最初に立てておく
振袖レンタルでは、基本料金のほかにも
オプションや撮影費用が発生することがあります。
よくあるご相談が、
「当日支度の費用が別だった」
「アルバム代が予想より高かった」など。
これを防ぐには、
最初の来店時にトータルの見積もりを確認しておくこと。
信頼できる店舗では、
振袖・撮影・美容・小物すべてを含めたプランを提示してくれます。
スタッフに「全部でいくらくらいかかるか?」を遠慮なく聞いてください。
また、お父様が同行される場合は、
支払い時期(契約時・後日・分割など)を確認しておくと安心です。
7. 後悔しないためのコツ⑤|“写真映え”を意識した選び方を
成人式当日よりも先に行う「前撮り」は、
一生残る大切な記念。
ところが、当日だけを意識して振袖を選ぶと、
写真に映ったときに「地味に見えた」「背景に埋もれた」という後悔もあります。
写真では、照明や背景によって印象が変わるため、
顔まわりの明るさ・柄の配置・小物の色差しがとても重要です。
スタッフは撮影を前提にコーディネートを提案できますので、
「写真で映えるポイントを教えてください」と
一言添えるのがおすすめです。
8. 後悔しないためのコツ⑥|“信頼できるスタッフ”を選ぶ
どんなに素敵な振袖が揃っていても、
最終的に「この人に任せたい」と思えるスタッフと出会えるかが大切です。
振袖選びは、家族の思い出作りでもあり、
同時に大切な節目のサポート。
- 予算の相談を親身に聞いてくれる
- 娘の好みと家族の希望を両立してくれる
- 撮影や当日の流れまで丁寧に説明してくれる
こうした対応ができるスタッフのいるお店なら、
安心して任せられます。
お父様からの質問にもきちんと答えてくれるお店は、
信頼度が高い証拠です。
9. 後悔しないための最終ポイント|“焦らず、早く”
後悔しない最大のコツは、
「早めに動くこと」と「焦らないこと」。
この2つは一見逆のようですが、
実は同じ意味を持っています。
早く動くことで、
- 選択肢に余裕ができる
- 比較・検討する時間が増える
- 家族全員の予定が調整しやすい
つまり、焦らず決められる環境を作るということです。
呉服屋スタッフとしても、
早くからご相談いただければいただくほど、
そのご家族らしい振袖選びを丁寧にサポートできます。
☆さいごに☆
初めての振袖選びは、お嬢様だけでなくお父様にとっても“成人式の第一歩”。
「どんな色が似合うかな」「どんな表情をするだろう」——
その時間こそが、家族の思い出になります。
振袖のことがよくわからなくても大丈夫です。
お嬢様を見守る気持ちさえあれば、きっと素敵な一枚に出会えます。
どうぞ早めにご相談ください。
スタッフ一同、心からお手伝いさせていただきます。
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アリエルは、高松市・宇多津町・坂出市・丸亀市・善通寺市・多度津町・三豊市・観音寺市・まんのう町・綾川町など香川県全域・徳島県や愛媛県からもたくさんのお客様にお越し頂いております。
振袖レンタル・販売、卒業袴レンタル、お子さまの撮影も可能です。店舗によって取り扱いメニューが異なりますので、お近くの店舗へお問合わせ下さいませ。
~店舗紹介~
-フォトスタジオアリエル-
♥レインボー本店
TEL:0120-69-0753
営業時間:10:00~19:00(年末年始休業)
-& Love Photo by ARIEL-
♥イオンモール高松店
TEL:0120-46-0753
営業時間:10:00~19:00(年末年始休業)
定休日:毎週水曜日
-Rental&Photo ARIEL+桂-
♥イオンタウン宇多津店
TEL:0120-85-0753
営業時間:10:00~19:00(年末年始休業)
定休日:毎週水曜日
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